添付ファイルが「message**.pif」の場合は、Netsky最新亜種の可能性あり

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/03/29/2598.html
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/03/29/2601.html

Netsky.Qは、感染したPC内の拡張子「.html」や「.doc」「.txt」など、34種類の拡張子のファイルの中からメールアドレスを収集し、独自のSMTPエンジンを用いて自分自身を添付し、感染拡大を図る。その際の件名や本文は、あらかじめ用意された数種類からランダムに選択される。

また、Netsky.Qは、Netsky.Pが悪用したのと同じIE脆弱性「MS01-020」を利用する。この脆弱性を悪用されることによって、MS01-020を修正するパッチを適用していないユーザーは、Netsky.Qの添付ファイルが自動実行されるという。したがって、IE 5.5/5.01を利用中のユーザーはSP2を適用するか、もしくはIE 6.0にアップグレードすることが推奨される。ただし、パッチを適用しても、添付ファイルをダブルクリックしたら感染してしまうため、十分な注意が必要だ。