日立製作所、オンラインゲーム事業に本格参入 韓国Hanbitと合弁会社を設立、来年度にMMO2タイトルを投入

http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20041119/hue.htm

株式会社日立製作所は、11月19日、本社ビルにて韓国HanbitSoftと共同で記者会見を開き、12月に合弁会社 株式会社ハンビットユビキタスエンターテインメントを設立し、2005年度にHanbitSoftの新作MMORPG2タイトルを国内展開すると正式発表した。各タイトルのクローズドβテスト開始時期は、「Granado Espada」が2005年第2四半期、「Neo Steam」が2005年第3四半期としている。

日立側は、日立グループの実績、ノウハウ共に豊富なサーバー、ストレージ、ネットワーク関連の資産を背景に、高度な技術レベルが要求されるオンラインゲーム市場に参入することで、新たなファシリティ関連製品市場の創出と、新しい市場での実績の積み上げを行なっていく考えだ。

サーバーは贅沢なものを使ってくれそうなので、けっこう期待できるかもしれませんね。

HUEは、基本的に韓国HanbitSoftが手綱を握り、実際の運営は日本人スタッフによって行なわれる。中でも出色の人事が、韓国IMC GamesのCEOキム・ハッキュ氏をディレクターに据えているところだろう。キム・ハッキュ氏は、韓国ゲームベンチャーの先駆けとして名高い韓国GRAVITYの設立者であり、「ラグナロクオンライン」のクリエイターとして知られる。

彼は、個人レベルでは韓国内でもっとも知名度の高いクリエイターと言えるが、彼自身はその地位に甘んじることなくさらに名をあげるために、GRAVITYを退社し、新会社IMC Gamesを設立。彼が現在開発しているMMORPGGranado Espada(グラナドエスパダ)」が、今回HUEが日本展開するタイトルのうちのひとつというわけである。

うーん、ハッキュ氏のGRAVITY退社についてはサムスンに乗っ取られて追い出されたとかそういう話も(はてなキーワードのGRAVITYでも少し触れられてますが)。