紹介しきれなかった小ネタから著作権問題まで:ChinaJoy拾遺物語

http://www.4gamer.net/games/095/G009578/20090807068/

The9が出展していた「Mu X」というゲームがあった。
 Mu Xの前半の「Mu」というのは日本でいうところの「ミュー 奇蹟の大地」のことだ。Muの中国名にあたる「奇跡Mu」はThe9が版権を持っており,その続編としてThe9が勝手に作って発表したものがMu Xだ。

ちなみに,The9でサービスされている「SUN」の中国名は「奇跡世界」で,Mu Xは「奇跡伝説Mu X」となっている。単に「奇跡伝説」なら,独自新作としても通用しただろうに,わざわざWEBZEN(SUNをThe9に提供し,Mu 2を開発中)に喧嘩上等なのが不思議である。

 こんな状況になったのはAuditionでも問題になった「タイトルの中国名の版権」を中国企業側が所有していたことによる弊害である。

一歩間違えればWorld of Warcraftも勝手に続編を作られていたかもしれないという話。