4Gamer.net ― Access Accepted第252回:冬の時代を迎えた? 欧米産MMORPG事情

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もっとも,これまでのことを考えると,Star Trek Onlineがどれだけ成功するのかは未知数といえる。例えば,同じCryptic Studiosが昨年(2009年)ローンチしたアクションヒーローものMMORPG,「Champions Online」や,世紀末後の世界を描いた「Fallen Earth」なども,予約段階ではそれなりの話題を集めていたものの,どちらもプレイヤー数は10万人未満だと推測されている。

Star Trek OnlineやStar Wars: The Old Republicといった話題作が控えているが、MMORPG業界の展望は暗いかもしれないという話。

欧米のMMORPG市場の元気が今一つない理由は,月額課金制によるMMORPG市場の65%を「World of Warcraft」が占めている現実にある。World of Warcraftのプレイヤーが一時的に新しいタイトルに移動するということはあるが,過去5年間,彼らは結局World of Warcraftに戻っており,欧米ではもはやMMORPG市場ではなく,「WoW市場」だと言われるほどだ。

また,MMORPGの魅力の一つであったコミュニケーション機能も,最近勢力をのばしつつある基本料金無料のブラウザゲームにお株を奪われつつあり,このように,WoWを除いた欧米MMORPG市場の状況にはなかなか厳しいものがある

WoWが強すぎて客を奪えない。さらに安く作れるブラウザゲームが乱立し、それが潜在的な客を奪っているのでMMORPGを新しく立ち上げるのは難しいという構図。
日本でも家庭用ゲーム機がブラウザゲームに客を奪われて苦戦しているという話をみたことがありますが、他の国でも似たようなことが発生してるんですな。