Geekなぺーじ:ステルスマーケティング的なクチコミについて

http://www.geekpage.jp/blog/?id=2012/1/5/2

「クチコミ」に全く価値がない状態、もしくは多くの人々が価値に気がついていない状態であれば、純粋な感想としての「クチコミ情報」というのはあるのでしょうが、多くの人々が見る事を前提として場での情報発信は「クチコミ」とは言いにくいという考えています。
 
たとえば、去年末に以下のような記事が話題になりました。
 
週プレNEWS:「食べログに書きこむぞ!」を脅し文句に使うクレーマーが増加中
 
「書き込むぞ」というのは影響力の行使のためであり、書く側もそこに書くことによって何らかの影響があることを前提としています。この記事は「食べログ」に関するものですが、現在のインターネットでは、様々な場所で情報操作としての「クチコミ」が盛んに行われています。
 
さらに、昨年はフジテレビデモに関連する花王不買運動がありましたが、それに関連してAmazon上の花王製品のレビューに大量の書き込みが行われるという事例もあります。これも「意図的にレビューを書く」ことが実力行使として利用された事例です。

現在のネットのクチコミは、クチコミとしての機能を失っているという解釈。