ファーストサーバ、データが消えた理由を説明 削除コマンドの停止・範囲記述漏れ - ITmedia ニュース

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1206/25/news036.html
あちこちで話題になっているファーストサーバーの大規模データ消失事件の記事。

 障害で、大阪市の水族館「海遊館」や小林製薬の製品情報サイトなど多数のWebサイトがダウン。復旧したものの、テキストサイトのようになっているサイトもある。同社によると、影響した顧客数は5698件。

 共有サーバサービスとクラウドサーバサービスについては「極めて遺憾ではございますが、データ復旧を行うことは不可能と判断いたしました」としてデータ復旧を断念。専用サーバサービスも、データ復旧に数カ月以上かかる上、復旧できたとしても部分的なものにとどまるという。

データバックアップは毎朝6時に実施していたが、バックアップからのリストア後に脆弱性が巻き戻ってしまうのを防ぐため、脆弱性対策は対象サーバ群とバックアップに対して同時に更新プログラムを適用して実施していた。このため、対象サーバ群と同時にバックアップデータも消失した。

障害についてのFAQも公開。損害賠償は利用契約約款に基づき、契約者が「サービスの対価としてお支払いただいた総額を限度額」として支払うとしている。Webサイトのダウンによる機会損失については損害賠償の対象外としている。

うーん、恐ろしい話だ。