「World of Warcraft」のハッキングにSONY BMG社のrootkitを利用

http://www.cyberpolice.go.jp/international/vulnerability/20051105_163448.html

World of Warcraft」の利用者の一部が、Warden(ゲームの不正行為対策ソフトウェア)を回避するために、SONY BMG社の著作権侵害対策ソフトウェアを利用している。Wardenは、コンピュータ上で既知の不正ファイルを検索することにより、不正行為を防止している。ところが、利用者がSONY BMG社のソフトウェアを利用し、不正ファイルのファイル名の先頭に「$sys$」を追加することにより、そのような不正ファイルをWardenから隠すことができる。

不正を防ぐためのソフトが別の不正に利用できるというのは、なかなか興味深いというか。