ロシアの「死の商人」、ボウト容疑者の横顔

http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2361114/2710993

ボウト容疑者の暗躍は、ニコラス・ケイジ(Nicholas Cage)主演の米映画『ロード・オブ・ウォー(Lord of War)』(2005年)の下敷きにもなった。

この映画好きなんでメモ。

 後に起こったソ連崩壊が、ボウト容疑者に思いがけない好機をもたらした。ソ連時代の中古武器、航空機、ヘリコプターなどを格安で入手し、それらを世界各地の紛争地域の武装勢力に売り飛ばし大金を入手するという武器密輸ビジネスに手を染めたのだ。

 ソ連製の航空機やヘリコプター、そしてそれらを操るパイロットも、すべて頑丈な上にメンテナンスが楽で、なんと言っても安かった。

「ボウト容疑者の闇ビジネスの仕組みは単純だ。中古航空機をただ同然で手に入れ、これに安価で購入した武器を詰め込み、そして顧客のもとへ空輸する。この3段階のビジネスを合体させた」(ファラー氏)

そのまんまロード・オブ・ウォーですな。